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先日、福岡に来てくれたオーストリアの生産者「ケメトナー」のワインが各種入荷しましたー!

写真のシモン(写真右)とニクラウス(写真左)の兄弟、とっても真面目で誠実な人柄でした。

せっかくの造り手の来福なので、と試飲を兼ねていくつかの飲食店様に挨拶に伺いましたが、自分たちがつくるワインの細かな違いを丁寧に説明してくれるだけでなく質問に対しても丁寧な受け答え。

本人たちは餃子と寿司が大好きみたいです。(笑)
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今回入荷分も全てとってもクリーンな仕上がり!そりゃあこんな真面目な兄弟がつくったらきれいなワインに決まってるな~と改めて納得です。

グリューナーフェルトリーナーの白3種はそれぞれ畑の標高や地質の違いが絶妙に現れています。

お試しは是非「グリューナーフェルトリーナー カンプタール DAC」から。さっぱり爽快な酸味がこれからの季節にもってこい!

焼き鳥、餃子、和食、なんでもござれな1本です。グラス使いもおすすめな安定感。
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そしてグリューナーフェルトリーナーのなかでも極めてナチュラルなつくりに挑んだ「ノンフィルター」。

3種のグリューナーとは異なるジューシーな果実味と良い意味のユルさがあります。
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「ローター・ミュスカテラー」というオーストリアではケメトナーともう1生産者しか植えていないという貴重なミュスカ。

ジャスミンやマスカットの華やかでキャッチーな香りとドライな余韻。使いやすいですよ。
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最後に今回唯一入荷となった赤はピノノワール。

21年はこなれていてかなり良い感じ!こういうピノ最近のブルゴーニュじゃあんまり飲まないよねー、という嬉しいコメントも!数少ない入荷となっていますのでお早めに。
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その他上級クラスの白やピノ・ノワール赤など、ケメトナーのワインはここから

新ビンテージのTAMAどっぷりの手伝いにいってきました!

みなさま、今年もTAMAどっぷりの季節がやって参りました!
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昨年からTAMAの新しい試みとして始まった、しっかりと醪(もろみ)が入ったにごりのTAMAを作るため、とどろき酒店スタッフ、かみちゃん&ひろとくんを連れていざ大賀酒造へ。
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今回もお世話になるのはもちろん…

大賀喜一郎くんと、

茶木(チャギ)さんの二人。
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今期はどっぷりは、昨年に比べてより粒子の細かいクリーミーな舌触りのにごりを目指して、醪をこす網を二重にしてタンクへと移していきます。
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まずは、喜一郎くん&チャギさんから作業工程の説明を受けて…

いざ、実践へ!
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作業手順としては…

①作業の間、かみちゃんがタンクの下に醪が溜まらないように櫂入れを行う

②そして、ひろとくんがTAMAが入ったタンクから柄杓で醪をすくい、チャギさんが網を構えて待っているタンクへと移しかえる

③醪が網に溜まってきたら…

④溜まった醪を専用のバケツへ移し、喜一郎くんがTAMAのタンクへ戻す

という一連の作業を、どっぷりが目標の量(下記写真の上の青い輪ゴムが巻かれているとこ)に貯まるまで延々と繰り返していきます。


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結構な体力仕事なのですが、作業中にかみちゃんとチャギさんが同級生だったという事が判明し、同学年ネタで大盛り上がり。笑
とても和やかな雰囲気で作業が進んでいきました。

僕は花粉症のため全く分かりませんでしたが、作業の間は蔵の中にはベリー系のフルーティーな香りがいっぱいに広がっていたそうです。
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後半は、とどろき酒店スタッフのかみちゃんとひろとくんが作業を交代し、目標のどっぷりの量になるまで和気藹々と作業を続けていきます。

作業開始から2時間半程度で、目標の量まで無事に到達!
今期のどっぷりの作業も無事に終了しました!!!


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作業の後、喜一郎くんが出来立てのどっぷりの試飲を持ってきてくれました。
早速かみちゃんとひろとくんが一口頂くことに。

蔵の中いっぱいに広がっていたベリー系のフルーティーな香り、口当たりはとてもクリーミーですが優しくライトな旨味があり、後口はドライでスッキリとしているそう。濃厚そうな見た目と違って重たさは無いので、料理とも合わせやすそう!と話していました。
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おかげさまで今回も楽しく作業する事ができました!
大賀酒造の喜一郎くん、チャギさん、どうもありがとうございました!


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その後、大賀酒造で火入れ・低温にて貯蔵され、準備万端に整ったどっぷりが5月1日(木)から発売となります!

ぜひぜひ今年のどっぷりをお試しください!

大賀酒造のお酒はこちらから

黒木本店・尾鈴山蒸留所に見学に行ってきました!(2024年10月)

こんにちは!

2024年10月にスタッフ皆で焼酎蔵見学ツアーに宮崎に行って参りました!
今年は芋焼酎の山ねこや麦焼酎の中々等多くを手がける『黒木本店』を見学させていただきました。

宮崎駅からバスに乗って40分ほどで黒木本店の看板が見えてきます。
なんとも格好良い門構えです!

蔵では代表の黒木信作さんが迎えて下さいました。
最初に焼酎の歴史やこれから等、笑いも混ぜながらお話をして頂きました。焼酎はもちろん、他の方面にも様々な興味を持ち知識が深い黒木さん。お話がとても面白く、スタッフ一同興味津々で聞き入っていました。

そのお話の中で、『焼酎は香りのお酒であり、その「香り」をどう引き出すかが鍵だ』と仰っていました。

良い原料や麹が良い香りに繋がるということで黒木本店では麹、畑作りから力を入れていることを教えて頂き、その一部を今から見学できるということでわくわく!

最初に向かったのは、黒木本店が原料から良い焼酎を造るべく設立した農業生産法人、「甦る大地の会」の畑と芋の貯蔵をしている倉庫です。

あいにくの雨で畑は遠くからの見学となりましたが、倉庫の中には様々な種類の芋がたくさん!

近年、基腐れ病のせいで黄金千貫の収量が激減している中、自社の畑を持ち一定の収量を確保出来ている点が黒木本店の強みです。
長年自社畑を見ていると、土壌の変化が芋やその先の酒質にも影響を与えるところがおもしろい、と信作さんは語っていました。

尾鈴山蒸溜所が造るウイスキー、「OSUZU MALT」の原料となる麦芽を作る工程のモルティングもここで行われています。

甦る大地の会の畑を後にして次に向かったのは緑あふれる尾鈴山のふもとに設立された尾鈴山蒸留所です

雨が強いため、裏口から入ることになりました。目の前に現れたのは焼酎や麹の原料となる米を蒸す木製の大きな甑(こしき)です。この甑は地元宮崎県産の杉の木から作られています。

次に案内されたのは蒸した米を米麹にするための麹室です。

部屋全体で木のぬくもりを感じる室では、種麹を細かく管理できるように麹箱に仕切りが設けられているのが特徴的です。

そのまま奥に進むと、次に見えるのは醪(もろみ)を発酵させるカメ壺と部屋一面の木桶です。

私たちが訪れたときのカメ壺の中では、代表銘柄「山ねこ」になる予定の醪が元気に発酵していました!

その奥にはズラっと並ぶ木桶達が見えます。
酒蔵に木桶があることは不思議ではないのですが、木桶たちを見て美しいと思ったのは初めて。素敵な空間にうっとり。

大学時代、実家から自社の酒が送ってくるものの、自信をもって振る舞うことはできなかったという信作さん。実家に戻り家業を継いだ後、まずは衛生管理の徹底から始めようと、一番にこの木桶の洗浄をしたそうです。

そんな木桶たちの美しさの余韻に浸りながら歩いていると、見えてきたのはウイスキーやジンを蒸留するためのポットスチルとよばれる蒸留器。

ポットスチルは焼酎であまり使われることはありません。しかし尾鈴山蒸留所とは非常に相性が良く、今では定番銘柄「山ねこ」や「山猿」もこのポットスチルで蒸留した限定酒が存在するほどで切っても切り離せない存在です。

次に見学したのはウイスキー等を熟成させるための樽貯蔵庫です。
ここでは杉や栗、桜など様々な素材で作られた樽が数多く並んでいました。

見学時はスペースにまだ多く空きが見られましたが、これからウイスキーの製造量が増え、樽で空間が埋まっていく様子を想像するだけで圧巻です。

全ての見学を終え黒木本店に戻ると、定番銘柄をはじめとした試飲を用意してくださいました。

まずは「山ねこ 自然発酵」のソーダ割をみんなで乾杯!
カラメルのような甘く香ばしい香りが泡と一緒に心地よくはじけて、試飲ということを忘れてつい「おかわり!」と叫びたくなりました。(上記画像右から2番目)

二杯目は個人的に愛飲している銘柄「山猿 銅釜蒸留」をロックでいただきました。
麦焼酎らしい香ばしさがありながらも、他の麦焼酎では感じられない甘みはまるで生チョコトリュフを食べているかのような感覚です。(上記画像左から5番目)
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「百年先の焼酎造りを見据えて」

焼酎という宮崎の土地に根付いた伝統文化を守り、継承していく黒木本店の姿勢。
その姿勢を守りながらも、様々なアイデアを持ってうまれてくる個性的なお酒たち。
そんな黒木本店&尾鈴山蒸留所のお酒を日常のお供にいかがでしょうか?

今年も大賀酒造にお邪魔してきました!

2025年1月31日、TAMAの造りの様子を見に今年も大賀酒造にお邪魔してきました!

今回もお世話になるのは…

大賀喜一郎くんと、

茶木(チャギ)さんの二人。
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蔵にお邪魔した1月31日はちょうどTAMAの留仕込み(留添)の日でした。

※留仕込みとは…
蒸米、米麹、酒母、水を4日間かけて3回(初添・仲添・留添)に分けてタンクに投入して仕込む三段仕込みの最後の工程で、麹米・水・蒸米をタンクへと投入します。

今日はその留仕込みの作業を一通り見学させてもらいます。
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本日使用する麹米はこちら↓↓↓

麹米をタンクへと投入し、それから決められた分量の水と氷を入れていきます。

ホースを通って水がタンクへ投入されている間、チャギさんがせっせと櫂入れしていきます。

※櫂入れとは…
長い棒の先に小さな板をつけた道具(櫂棒)で、酒母や醪(もろみ)をかき混ぜる作業のこと。

麹米と水を入れた後、一時間後に蒸したお米をタンクへ投入していきます。

お米が蒸しあがるまでの間、少し時間ができたので今年の造りについてちょっとだけ聞いてみました。
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■去年と比べて今年の仕込みはどんな感じ?

喜一郎くん曰く、お米が溶けにくいようで、去年までの感覚で仕込んでいると味が出にくくなるそう。

そのため麹米、蒸米の吸水時間を長くしたり、酒母をより丁寧に仕込むなど工夫している、とのこと。
酒母をより丁寧に仕込むことで、日本酒度などの数値がスタート時点から変わってくるそうです。

※酒母とは…
アルコールを生み出す酵母を大量に育てる工程。
蒸したお米に麹と水を混ぜ合わせて、酵母を加え2週間ほどかけて増やしていきます。酒母は酛(もと)とも呼ばれます。
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■今年のTAMAの造りについて

去年も今年も「挑戦」ということは変わらないそうですが、去年は前任の宮崎さんが抜けて一年目の造りだったため、宮崎さんがこれまで造って来たTAMAに対して挑んで行かないといけないというプレッシャーがあったそう。

去年一年間造りを行ってきて、その辺りのプレッシャーが一通り落ち着き、今年は喜一郎くんとチャギさんがやりたいこと、新しいことに挑戦していこうという気持ちだそうです。

そのうちの一つが今年初登場となるTAMA「袋吊り」。

※袋吊りとは…
搾りの際に醪(もろみ)を袋に詰めた状態で吊るして、圧力を掛けずに自重で滴る酒だけを集める手法のこと。圧力を掛けないため雑味が出にくいですが、とても手間がかかり酒の収量は極僅かとなるため、出品酒など特別なお酒を造る際に用いられることがほとんど。

TAMAが出来上がる予定の一週間前に(途中で)絞るため、アルコール度数も通常のTAMAよりも低くなり、いつものTAMAとはまったく違った味わいになりそう!とのことです。

数量はかなり少なめになる予定のため、超限定的な商品になりそうですがお楽しみに!!!

また、袋吊りの作業にお邪魔できたらブログにしたいと思ってます。
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そんなこんなで話しているとお米が蒸しあがる時間になったので、作業再開。

蒸しあがったお米をスコップでベルトコンベアに移し、ベルトコンベアの速度を調節することでお米の温度を調整しながらTAMAのタンクへと運んでいきます。

ベルトコンベアを通過した蒸米たちはシューターを通ってTAMAのタンクへ。

シューターを通ってTAMAのタンクに投入されていく間も、休みなくチャギさんが櫂入れを行っていきます。

無事に蒸米が全てタンクへと投入され、本日のTAMAの仕込みはこれで終了。
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あとは醪(モロミ)が発酵して2月後半あたりに袋吊り、どっぷり(今年もやります!)の絞りの時期にお邪魔できればと思ってます。

喜一郎くん、茶木さん今日もありがとうございました!
今年はどんなTAMAに仕上がるのかもぜひ楽しみにしてください!!!

大賀酒造のお酒はこちらから

「山下亮太展 ワインから木工へ」2024年12月14日(土)–30日(月) @とどろき酒店本店

「山下亮太展 ワインから木工へ」

2024年12月14日(土)–30日(月)
山下亮太さんが新しく開いた山の麓の工房からカトラリー、器、ボトルコースター、花器、オブジェなどが届きます。

※12月14日(土)、22日(日)、28日(土)山下亮太さんが在廊されます。
ぜひ会いに来てください!

会場:とどろき酒店 三筑本店
福岡市博多区三筑二丁目2–31
Tel 092–571–6304

<山下亮太>
2013年、ぶどうの栽培とワインの醸造を学ぶために渡仏。収穫・醸造が終わった後、研修先のオーナーからワインの試飲会でテーブルとして使う樽に絵を描くようにお願いされるが、絵を描くのではなく彫刻刀を使いワイナリーの名前を彫る。彫った樽が生産者の間で話題となり、樽を彫りながらワイナリーを周る。その後、日本、オーストラリア、スペイン、イタリア、ドイツなど各地のワイナリーやレストランで滞在制作しながら作家活動とワインの勉強を続ける。現在は、住宅やオフィス、レストランの木彫レリーフやオブジェ、カトラリーの制作などを手がける。