とどろき酒店(三筑本店)

〒812-0887
福岡市博多区三筑2-2-31
火〜金曜日  11:00 – 19:00
土日・祝日  10:00 – 18:00
定休日 月曜日
tel 092-571-6304
fax092-571-6361

BLOG

ヤマノコトブキ グッドタイムズ ”パントビスコラベル” ご予約開始!

こんにちは、ニッシーです!
パントビスコさんのファンの皆様、山の壽ファンの皆様、大変お待たせいたしました!
久留米市出身で現在は東京で活躍されている超人気クリエイターのパントビスコさんと
久留米に所在する山の壽酒造が織りなす楽しいパッケージデザインのお酒がいよいよご予約開始です!

Pantovisco(パントビスコ )さんは、日本のマルチクリエーター、漫画家。雑誌・WEBで多数の連載を抱えるほか、企業コラボやTV出演など、業種・媒体を問わず活動している。
代表的な作品シリーズは「へチタケシリーズ」や「カオス絵日記」、「乙女に捧げるレクイエム」 など、その他30シリーズほどある作品を毎日更新している。
『出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ボトルデザイン 化粧箱

パントビスコさんコメント:
一つの円卓を囲みお酒を酌み交わす仲間たち。そこには楽しい会話と笑顔であふれています。
「GOOD TIMES WITH YAMANOKOTOBUKI」というテーマをもとに、お酒を通じて同じ時を過ごす素晴らしさを表現しました。時計の針を模した酒瓶が8時を指しています。さあ、全員集合!

↓パントビスコさん
(instagram:@pantovisco)
(twitter:@pantvisco


山の壽コメント
パントビスコさんとご縁をいただき、【GOOD TIMES WITH YAMANOKOTOBUKI PANTOVISCO LABEL】をつくっていただきました。
やさ村やさしさん、二階堂ハツさん、恩座マユコちゃん・暮ヤスコちゃん・サイコパスオくん・キビ島キビシさん・ぺろちなどパントビスコさんのキャラクターが大集合になっています。
性別年齢問わず自分がすきな人達と飲むお酒の楽しさを表してもらいたいなぁと思っていたらパントビスコさんがこちらのラベルを提案してくださいました。
そこに新しいキャラクターの「ヨキ・トキヨ」ちゃんもいます。その名の通り、よき時を過ごすのが大好きな人です。
みなさんの「GOOD TIMES」に山の壽が寄り添えたらと思います。
素敵な時間をお過ごしください。   

       

ヤマノコトブキ グッドタイムズ
パントビスコラベル

限定1,500本のみの生産です
720ml ¥2,970(税込)箱入り
12月9日全国一斉発売スタート!!

ご予約はこちら!!
(とどろき酒店予約ページに飛びます)

焼酎蔵訪問記 in鹿児島③ -たなばた-

大和桜酒造、白石酒造につづいて、3軒目の蔵、田崎酒造へ。

先程うかがった白石酒造から車でなんと5分かからない!大里川をわたり田園風景を眺めながら少し進むと田崎酒造はあります。

『田崎酒造』は明治20年創業。名水を求めていちき串木野に蔵を構え135年余りという歴史のある蔵であり、鹿児島県内でも規模の大きい設備を整えた蔵でもあります。原酒の長期貯蔵による熟成に早くから注目し、芳醇で深い味わいのある本格熟成焼酎の普及に力を入れています。
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社長の松林 忠臣さん、杜氏の野崎充紀さん、製造の関本真矢さんが出迎えてくださいました。

ねじりはちまきがとってもお似合いの野崎杜氏。初めに蔵の説明をしてくださったのですが、『ここは蔵ではなく、町工場です!』と笑顔でひとこと。『町工場の意地で味わいの世界で勝負したくて頑張っております』と力強くおっしゃっていました。
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今回は製造の関本さんに工場を案内して頂きました。

関本さんは県外から鹿児島に移住され、ご自身が「お酒が好き」であること、「誇りに思える仕事をしたい」という思いがありご縁あって田崎酒造に入社されたそうです。
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敷地内には大きなシャッターのある建物、中に入るとこれまた大きなタンクや蒸留機、芋蒸し機などなど。

太いパイプがいくつも張り巡り、すごい音でモーターが動いていました。何もかも想像してたより大きい!タンクひとつ見学するのも階段で昇り降り。高い場所が苦手なスタッフにはちょっと大変だったようです(笑)

麹の過ごしやすい環境を作ってあげるため、工場内はもちろんタンク内も一定の温度になるよう徹底された温度管理。

発酵が始まるとあえて手を加えず、そのまま自然にまかせてかくはん、熟成させるようです。
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見学中に醪を飲ませていただくことに。

関本さん曰く、醪を毎日飲むことで理想とする(目指す)味にするにはどうすればいいか考え実践し調整するのだそうです。

天候や気温など同じ条件下の日なんて1日もないので試行錯誤の日々だが、毎日違う顔を見せてくれる、それがすごく楽しい…と。へへへっと笑顔で話されていました。
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工場見学の後は田崎酒造の代表銘柄『七夕』と焼き芋を使った『みとら』の新焼酎、10月から発売開始された『口笛』を試飲させて頂きました。

3つとも味わいは異なりますが、どれも飲みやすい。特に新発売の『口笛』は華やかでフルーティーな味わいを減圧蒸留ではなく常圧蒸留でなんとか表現できないかとチャレンジされた逸品。ほんのりライチを感じさせるような『本当に芋焼酎?』と思わせてしまいそうなフルーティーさ、飲みやすさ。これはソーダ割りがとっても合いそうです。
ラベルや商品名もとっても素敵で個性的。本当に魅力的な商品ばかりです。

この大きな工場での製造は基本3人でされているそうです。(とどろき酒店スタッフ一同驚き!!)

そんな中でも若手を育てながら『毎日明るく楽しく造ってます!』と話されてる野崎杜氏の優しい笑顔がとても印象的でした。

焼酎蔵訪問記 in鹿児島② -天狗櫻-

大和桜酒造の次は、天狗櫻を造る白石酒造の白石貴史さんが自身で芋を栽培している畑がある池ノ原地区へ。

畑づくりが一番大事という白石さん、到着早々全員がバスから降りきる前に畑についての熱い話が始まっていました。

いちき串木野では農家の高齢化が進み、耕作放棄地となっている畑が数多くあります。

その土地を持ち主の方々にご理解・ご協力をいただき、土地を借りて白石さん自身で畑を開墾し、さつま芋を作る取り組みを行われています。

今回お邪魔した池ノ原地区は、一番標高が高いところにあるため霜が降りず、粘土質で白石さんいわく「粘土質の土壌は養分が流れにくく、娯楽性があり面白みのある芋が取れる」そう。

芋を植える間隔は15cmと狭く小ぶりな芋になりますが、芋の皮の周りに香りのもととなる物質が含まれるため、あえて小ぶりにして皮の表面積を増やし、小さくて澱粉のある濃縮した芋を作るためだそうです。

白石さんの畑は肥料を入れず完全無農薬で栽培するため、一度使用した畑は2年ほど休ませます。

その間にいろんな種類の草や花を栽培し、虫の死骸やふんを肥料に、ゆっくりと畑を循環させるため、周りの農家さんからは「草栽培家」と言われているそう。笑
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この池ノ原地区の畑で一行は芋掘りを体験させていただきました。


まずは芋掘り


掘ったものをトラクターで集めて


仕分け

10月末の簡単な作業にもかかわらず、作業していくと汗だくに。

芋掘りを体験させていただくと、確かに大和桜で見せていただいた芋より一回り小さいのがわかります。
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その後、池ノ原地区を離れて白石酒造にお邪魔して最近発売されたラインナップを試飲させていただきました。


前列右奥から順に南果(25°&原酒)・紅はるか(25°&原酒)・混植栽培(25°&原酒)・熟成酒(2017年)・開墾畑(生福地区)・天狗櫻(レギュラー商品)

■南果(注ぎ口付近にオレンジ色のシール)
・・・「南国系のフルーツをイメージして作っている」という南果は、名前の通りマンゴーのようなトロピカルなフルーティさ。

■紅はるか(ピンクのシール)
・・・南果とは違ったフルーティさがあり、華やかで甘酸っぱくベリーのよう。

■混植栽培(グレーのシール)
・・・同じ堀地区の畑で11種を栽培してブレンド。単一の芋ではないため複雑で、飲んだ後の余韻でいろんな芋の味の特徴が感じられる。

これらの小仕込みシリーズは、試験酒として薬瓶のようなものをイメージしているそうで、ラベルも薬棚に並んでいるようなものにされています。評判がいいものは南果のように年一回発売されるようになるそうです。

また、開墾畑(生福地区)・定番の天狗櫻や、今後発売予定の熟成酒2017年製も試飲させていただきました。

毎年多くの天狗櫻シリーズをリリースしている白石酒造ですが、仕込んだものの中で一番出来がいいものがレギュラーの天狗櫻として発売されるそう。個人的にレギュラーの天狗櫻が一番好きな僕としてはとても納得。
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試飲を終えたあと、白石さんに蔵の中を案内していただきました。


貯蔵庫の前で説明する白石さん

収穫した芋が最初にやってくるのが貯蔵庫。
この時期(10月下旬)になるとこの18~20°の室温になり、ここで芋を一ヶ月ほど脱水・熟成させます。
脱水・熟成させることで密っぽい甘味がでて、芋の特徴がよく出てくるそう。

その後芋は蒸されて仕込みへ。


仕込み中の甕

仕込みについては、毎年色々なことを試行錯誤されているそうですが、今年はなんと醪(もろみ:製麴された麹を水と酵母と混ぜ合わせ、温度管理をしながら麹を発酵させていく工程)には酵母を入れず、水と麹を入れて待つだけ…!

発酵が始まるまでかなり時間がかかりますが、味わいがとてもきめ細かくなるそうです。

また、米に澱粉が多く含まれるため一次仕込みだけ温度管理を行いますが、基本的に冷却はしないそう。
これは「芋が居心地がいいように」色々試した結果とのこと。

蒸留に関しても、色々と試行錯誤を重ねてきた白石酒造の蒸留機はなんと!木・ステンレス・すず製と三種類!!!

発酵の風味を出しやすいものや組み合わせる事で口当たりが柔らかくなるものなど、どの蒸留機を使うかで味わいが変わってくるようです。
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これまで20年間やってきて「野菜も肥料を加えないと育てるのにすごく時間がかかるけれど、年輪が出て歯応えも良くなる」ことや、「素材が良ければそんなに手もいらないんだな」ということに気付き、現在は畑作りや収穫時期に重点を置いて芋の原料特性をとても大事にしているそう。

「基本テクニックだけじゃおいしくはできない」「旬のものでいい状態のものでなければ感動できるものは作れない」と繰り返し話してくれる白石さんはなんだか自然派ワインの生産者のようにも見えます。
(打上げで、白石さんはワインも好きだそうで自然派ワインの生産者にも影響を受けていると話してくれました)

これからも白石さんが目指す「飲んだ時にその土地の景観が浮かぶような安らぐ感じ」を焼酎で再現するため、日々畑や焼酎造りに励んでいます。
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最後は、つん・ぷう・みとら等こちらも個性的な焼酎を造る田崎酒造にお邪魔します!

「雑談酒場で会いましょう」放送後記 ♯1 Guest:COFFEE COUNTY代表 森 崇顕さん

「雑談酒場で会いましょう」放送の第1回が配信されました。

ボス・とどろきとスタッフ・しゅがーのなんてことない雑談から始まったPodcast配
信。

何をテーマに話そう?

どんなゲストと話したい?

どれくらいの期間でやろう?

いろんな構想を練ってから気づけば、初収録まで半年近くかかりました。

音響・編集には福岡・那珂川町でカルチャー分野の企画を行っている森重裕喬(ゆう
すけ)さん。

グラフィックデザインにはダテユウイチさん。

そのほか、デザイナーの野見山聡一郎さんにもご助力いただき、ついに初収録日!

ドキドキの初回ゲストを快く引き受けてくださったのは、COFFEE COUNTY代表の森崇
顕さん。

今や福岡、そして日本を代表するコーヒーロースター。

オーナーの森さん、実は昔からとどろき酒店でワインを買って頂いていたりと、知る人ぞ知るワインラバー!

そんなどこか縁を感じる繋がりの森さんをゲストに迎えてのトーク。

自身がコーヒーにのめり込んだきっかけの「美容室での1杯」の話。

実際に「COFFEE COUNTY」を立ち上げるに至った思い。

森さん自身が好きなワインとコーヒーの話。

色々話せた初回となりました!

放送はぜひこちらからお聞きください。

今回開けたワインはこちら。

【Pinot Noir 2016 /Pierre Beauger】。

45分超の収録でしたが話始めると意外に話が広がり、収録が終わってからも居残って
話し込んでました。

森さんも「これもアフタートークみたいに録音しておけばよかったね。」と笑いなが
ら。

これは続編も…?楽しみにしておきまーす!

コーヒーとワイン。

一見違う分野ですが、「生産者の背景を飲み手まで伝える」を目指す森さんの考え方
は、僕たちとどろき酒店が目指すお酒の魅力の伝え方と通じていたり。

お互いの違う部分、似ている部分がそれぞれ感じられる、面白いトークセッションで
した。

森さん、ゲストを引き受けていただきありがとうございました!

僕らも初収録という事でどこか、堅く聞こえる部分や言葉に詰まる部分もあったかと
思いますが、それは今後の伸びしろ、ということで。(笑)

皆さんの日々のふとした隙間に楽しんでもらえるような配信になるよう、がんばって
いきます!

また、COFFEE COUNTYのフリーペーパー「NOSOTROS」4号(8月下旬発行予定)には、COFFEE COUNTY森さんはじめスタッフと当店スタッフがコーヒーのカッピングやワインのテイスティングを通して、スペシャリティコーヒーとナチュラルワインの共通項などをディスカッションしていますので合わせてぜひご覧ください。

※NOSOTROSはCOFFEE COUNTY各店、とどろき酒店でも配布予定です。

そして、もうひとつのお楽しみ。

とどろきの長い友人でもあり、福岡屈指の音楽ギークでもあるEDANIこと、恵谷和史さんに放送回ごとのプレイリストを作っていただくことになりました!

配信を聞いた後に聴くでもよし、飲みながら聴くでもよし。

今回のプレイリストはこんな感じ。

それではまた次回の放送でお会いしましょう~。

【今回のゲスト】

森 崇顕(もり たかあき)(COFFEE COUNTY 代表)

1980年宮崎県延岡市生まれ。
2013年単身中米・ニカラグアへ。約3ヶ月間コーヒー農園に滞在し、コーヒー作りを根本から学ぶ。同年COFFEE COUNTYをオープン。生産者を支援するなど産地から飲むまでのプロセスが循環する店、COFFEE COUNTY 代表。現在、久留米市に本店焙煎所、福岡市に2店舗を構える。

【プレイリスト作成】

EDANI (Trouville、工房まる)

工房まるスタッフ。衣食住音…たまに恋な毎日。
福岡にてRECORD SHOP TICRO MARKET、広島にてSTEREO RECORDSのバイヤースタッフとして活動。そしてイベント、フリーペーパー、デザインユニット”trouville”のメンバーとして活躍。
福岡で、開催されといる野外フェスcircleのDJや、須永辰緒、クボタタケシ、HALFBY、瀧見憲司、MURO…多岐ジャンルのDJと共演、人気レーベル、カクバリズムのアーティストをはじめ、細野晴臣、青葉市子、寺尾紗穂などの幅広く多数のレーベルアーティストとのライブイベント主催やディレクションとしても活躍。FMパーソナリティーなども担当したりと常にLIKE ITなライフスタイルでさらなる展開を構想中のミュージックラヴァーズ!

文責・とどろき酒店スタッフ 佐藤(しゅがー)

とどろき酒店、Podcastはじめます!

こんにちは。

とどろき酒店スタッフのしゅがーです。

タイトルの通り、とどろき酒店、Podcastをはじめます!

「Podcastってなに?何を始めるの?」

って思っている皆さまもきっと多いかと思います。

遡ること、半年くらい前。

ボス・とどろきと僕がなんとなく話していた雑談。

「最近、ラジオよく聞くんですよねー。」

「それは生で聞いてるの?」

「Apple MusicとかSpotifyとかの音楽アプリに “Podcast” っていうアプリ内で配信されてるラジオ番組があって、それが結構面白いんですよ。」

「へえー。」

そこからとどろきも僕も色々と気にしてPodcastを聴くように。

それこそタレントや有名人の方が配信しているものもあれば、エッセイストや作家、お店のスタッフさんが企画して配信しているものなんかもあって、多種多様。

何時から始まる、ってものでもないし、繰り返し聞けるアーカイブになってるので、自分のタイミングで、ながらでも聞ける感じ。

色んなPodcastを聴いてるうちに、「とどろき酒店で企画するPodcastがあっても面白いんじゃない?」という話が持ち上がるまで、そう時間はかかりませんでした。

せっかく僕らがやるなら、とどろき酒店らしい番組。

「お酒を通して地域を盛り上げる」を目指して日々動く中で出会ってきた色んな分野の人たち。

せっかくだからこの機会にそんな人たちと話してみたい!

僕ららしく、一緒にワインでも飲みながら。

ひょんな思いつきでしたが、考え始めると、

“あの人に会ってみたいな““あの人をゲストなんてどうだろう?”…。

想像がふくらんでふくらんで。

いてもたってもいられず、Podcastはじめちゃいます!

タイトルは「雑談酒場で会いましょう」。

とどろき酒店店主・轟木渡が「今会いたい」「今話したい」人をゲストに、1本のワインを飲みながらゆるりとトークする番組です。

記念すべき初回にお招きするゲストをフライングで発表!

福岡で3店舗を構えるコーヒーロースター・ショップ【COFFEE COUNTY】代表の「森 崇顕(もり たかあき)」さんです。

今や福岡、日本を代表するコーヒーロースターの【COFFEE COUNTY】。

代表の森さんは実はとどろきとも昔からの知り合いで、森さん自身も大のワインラバー。

そんな森さんととどろきのトーク。

積もる話やお互いの気になる話…、ワインを飲みながら、ゆるゆる話していきます。

皆さまの日々の合間に気張らず、皆さまの気のまま、お酒でも飲みながら聞いて頂ければと思います。

近日中に初配信予定です!
どうぞお楽しみに〜。

まずはSpotifyのアプリから配信スタートです。(Apple Musicでは後日配信可能にな
ります。)

文責:とどろき酒店スタッフ 佐藤(しゅがー)