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山田錦のパパとママ飲み比べ

呑兵衛なら誰でも知ってるほど知名度があり、酒造りの上でも優秀な酒米「山田錦」。まさにプリンス、まさに王様の様に貫禄ある味わい。
でも、その山田錦の父方と母方の酒米は意外と知られてなかったりします。

ワイルド味があり、しっかりした味わいの「短稈渡船」はまさに昭和のお父さん。

柔らかく、どこまでも優しい旨味の広がりをみせる「山田穂」は台所に立って夕飯を作る母の様に和やか。

そんな父と母を飲み比べ!
宮城県のスシ王子「日高見」が精米60の短稈渡船と山田穂を仕込んだお酒が入荷です。

※日高見 短稈渡船60 純米酒
1.8L 2.800円

※日高見 山田穂60 純米酒
1.8L 2.800円

是非この機会に渡船はこーだ、山田穂はあーだ言いながら御賞味くださいませ。

年末年始営業カレンダー


とどろき酒店(三筑本店)
【11月(通常通り)】
平日  10:00-19:00
日祝日 10:00-18:00
定休日 月曜日

【12月(イレギュラー営業です)】
17日(月)と24日(月)は月曜ですが休まず営業します(10:00-18:00)
◎12月31日(月)-1月4日(金)は、年末年始のお休みをいただきます


とどろき酒店 薬院stand!
【11月(通常通り)】
お酒販売 10:00-21:00
角打ち  16:00-21:00
店休日  日祝・最終月曜日

【12月(イレギュラー営業です)】
24日(月・祝)と30日(日)は休まず営業します(営業時間は通常と同じく)
◎12月31日(月)-1月4日(金)は、年末年始のお休みをいただきます

ONLINE SHOP
http://shop.todoroki-saketen.com/
お支払い方法によって、年内発送の受注〆切が異なります。

<クレジットカード・商品代引きの場合>
12月29日(土)正午(12:00)までにご注文いただいた場合、年内発送可能です
(在庫の状況によっては年明け発送になる場合もございます)

<銀行振込の場合>
12月27日(木)正午(12:00)までにご注文いただき、
12月28日(金)15:00までにお振込いただいた場合
、年内発送可能です。
(在庫の状況によっては年明け発送になる場合もございます)

◎12月31日(月)-1月4日(金)は、年末年始のお休みをいただきます
 年明け1月5日(土)より、順に受注確認、発送してまいります
 混み具合によって着希望日にそえない場合がございますこと予めご了承ください

宮崎 焼酎蔵元巡りの巻②

渡邊酒造場を後にし、次に向かったのは骨太な焼酎「杜氏潤平」を醸す小玉醸造。飫肥城で栄えた城下町は、南九州の小京都と言われるほど風情漂う街並みが今も残っています。その一角からぷ〜んっと芋焼酎の香りが流れてきます。

蔵を案内していただいた蔵人の工藤さん、体格の良い方で妙に親近感を覚えてしまいます。まず向かったのが貯蔵蔵、基本的に「杜氏潤平」は蒸留した後にこの貯蔵蔵で約2〜3年の熟成期間を設けており、この熟成期間の間に柔らかさとコクの長い余韻が生まれます。※なので夏焼酎とこの時期だけ少量出荷される新焼酎「杜氏潤平 しぼりたて無濾過」はかなり特殊タイプ。

次に案内されたのが麹室です。麹室は日本酒造りで聞く事はありますが、焼酎蔵の中で麹室がある蔵元は珍しく、杜氏の金丸潤平さんが蔵に戻る以前に日本酒蔵で修行されていた為、この麹造りは特にこだわりのある工程だとの事。また、先程伺った渡邊酒造場とは違い小玉醸造は造りの期間が長く、10月頃から3月頃までの約6カ月の間造りをされてるそうです。その長い造り期間の中で、新しい麹菌や、試したかった造りなどを行うなど常に焼酎を進化さていると同時に、その年に最適な仕込み条件を模索して味の再現性を追求しているとの事。

今年の「杜氏潤平」もいつも飲んでる美味い潤平が醸されつつ、アッと驚かされる進化した焼酎に出会えるかもしれません。ますます目が離せない小玉醸造、そして賑わってきてる宮崎焼酎蔵元でした。

宮崎焼酎 蔵元巡りの巻①

先日、宮崎県の焼酎蔵元「渡邊酒造場」と「小玉醸造」に行ってきました!

ちょうど10月〜12月頃は焼酎造りの最盛期を迎え、芋畑から造りまでを一貫して見学させて頂きました。
最初に伺ったのは、「旭 萬年」を醸す渡邊酒造場。造りのシーズンの内に醸造、蒸留などの造りをする期間はたった1ヶ月半ほどで、それ以外の殆どの時間を畑造りに費やしてます。
蔵に到着するなり、すぐに渡邊 幸一郎杜氏と共に芋畑へ直行。道中に出てくる話題も醸造よりも芋の品種や土について熱く語ってくれました。しかし、芋畑に着き見渡すとなるほど素敵な芋畑が広がってました。芋の葉には虫喰いの跡があちこちに見受けられ、無農薬で育てられたのが見てとれます。渡邊さん曰く「追加肥料などで、畑を肥やし過ぎると余計に虫や病気になりやすいんです。自然のままの、適度な栄養のある畑の方が虫も寄らなくなるし、強い芋が育ちます」とのこと。

蔵に戻り造りの工程を見せてくれた際にも、酒母室の扉や窓はあえてオープンにして、外気の空気を酒母に当てるそう。その土地の風土がそのまま焼酎の味わいとなるようにだそうで、まるで自然派ワインの醸造家の様な考え方はいままで想像していた焼酎造りのイメージをガラリと変えられました。

素敵な空間

先日、お世話になっている方の誕生日の御祝いに伺いました。
そこは、光と影の演出が見事な店内。
思わず、おぉ~っと声が出そうでした。
雰囲気もスタッフの方々の接客も素敵でした。

時には自分への御褒美に……
時には話したい人と……
素敵な空間に浸りながら飲むのも良いものですね。

人と人、空間、そして美味しいお酒……最高です。