こんにちは!塚本です!
今回ご紹介する映画はクリストファー・ノーラン監督の「メメント」です!
主人公のレナードは、最愛の妻を殺されてしまったショックで前方性健忘という病に罹ります。
発症前の記憶はしっかりしているのですが、それ以降の記憶は10分程度しかもたないというものです。
レナードは妻を殺した犯人に復讐することを誓いますが、前方性健忘のために普段の生活すらもままなりません。
記憶を保持するために、なにより犯人への復讐心を忘れないために、自らの体におびただしい量のタトゥーを彫り
ポラロイドカメラにメモを残しながら犯人を追っていきます。
この映画の最大の特徴であり最高に面白いところは、時系列が完全に裏返っていることです。
映画が全部で5章まであるとすると結末である5章から始まって、4⇒3⇒2⇒1章と進んでいくのです。
主人公レナードと同じく、10分ごとに記憶を飛ばされる間隔を共有できるのですが、
レナードと違い、観客は10分前のこと(映画的には10分未来のこと!)を覚えているのがミソです。
記憶喪失ものって結構あると思うのですが、結末を知った状態で始まるサスペンス映画。
ラストシーンから始まり、物語のスタートに向かって遡っていくこの感覚は見てみないと分かりませんよ~。
クリストファー・ノーラン監督と言えば、ダークナイトシリーズやインセプションなどで有名ですね。
ノーラン監督の作品は主人公が観客に対してウソをついているのがいいんですよね~。
そのウソが暴かれた時の快感がみんなを惹きつけているんだと思います。
そしてこの映画と一緒に飲みたいお酒がこちら!
当店オンラインショップに味わいのコメントは載っておりますが、とにかくスイスイ進むワインです!
気付いたら飲み干していて、レナードのように記憶が無くなっているかもしれません。。。
さらに感情移入できますね!!
難解な映画なので、お酒を飲みながら見るともう一度見る羽目になりそうですが、
内容を理解出来たとしてももう一度見たくなる映画なので何の問題もありません!
個人的には同じお酒を何度も飲むより、新しいものに挑戦するのが好きなのですが、
このワインや映画のように何杯も、何回も飲んだり観たくなるような映画に出会えたことには感謝です!
それではまた、次回も映画で乾杯しましょう!