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うれしい米味

店休日、みんなで東鶴の野中保斉さんに会いに佐賀の多久まで行ってきました。
佐賀出身の友人によると、多久はかつて炭坑町で花街なども栄えていたそうです。
野中さんによると、酒蔵も4〜5軒あったそうですが、今は東鶴のみ。
盆地なので、蒸し暑さが格別です。

今回の目的のひとつは、今年で3年目、最後の年になるちえびじん中野さんとの共同企画「中野中(なかのなか)」のラベルの打合せです。今年はとどろき酒店がラベル作りを担当させてもらうことになったのです。

2015年Episode3 アマカラの復習[甘口辛口飲み比べ]
2016年Episode2 オカンの誕生[もと違い飲み比べ]
につづいて最後の今年は、
Episode1 ホワイトの覚醒[黄麹と白麹の飲み比べ]
です。

今回東鶴野中さんは、黄麹を担当。
今の状態のお酒を試飲させていただきました。

乳酸飲料のようなやわらかい酸がやさしい米味を包み込む丸い味。
私は野中さんの造る純米吟醸の雄町の懐かしさのある米味が好物なのですが、
それとはまた違った雰囲気です。
現時点でも、ムシムシ暑い夏の時季に飲みたくなるおいしさですが、
発売の9月時点でどのようになっているのかとてもとてもたのしみです。
お米は今回、北海道産の彗星(すいせい)を使ったそうです。


みんな前掛けしてるのに、野中さん(紺色のTシャツ)前掛けなくて、蔵の人じゃないみたいじゃないですか〜 
といってるところ


昔からこの地域の一角ごとにいらっしゃっるお神様だそうです
うまい酒よきかなよきかな〜といわれているような