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2019. 12

香りを意識してみる。

閉店後の薬院stand!にわらわらと集まる男と女…
スタッフ勉強会の夜です。

とどろき酒店では不定期で、スタッフが講師役を持ち回りをし、
テーマや内容もそのスタッフが決める、という勉強会をしています。

11月頭の講師は、薬院stand!店長のカズー(石田)。
テーマは、『白ワイン品種10種の特徴 〜香り〜』でした。

白ワインの香りの表現としてよく使われるフルーツやナッツ、スパイスなどの実物を準備してずらりと並べ、実際に香りを嗅いでみる。
次に、白ワインの代表的なぶどう品種10種類(シャルドネ、ソーヴィニヨンブラン、リースリング、ミュスカデ、ヴィオニエ、ピノグリ、シュナンブラン、セミヨン、ゲヴェルツトラミネール、甲州)に特徴的な香りを確認し、最後にワインをブラインドテイスティングして品種を当ててみよう、という内容。

フルーツやスパイスを真剣に意識して嗅ぐというのは、予想以上におもしろい体験でした。
「このフルーツって思ったよりも香りは控えめだね」
「このスパイスくさいよ!笑」
ふだん何気なく食べているだけでは気づかなかった香りを拾えたりなど、
テイスティングにおける“意識する”ことの大切さを改めて感じたのでした。

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お燗のオススメ温度 〜熟成タイプ その2 秋鹿 能勢福 純米酒 〜

こげな寒か日は、お燗ですばーい ♨︎

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熟成タイプ その2.
秋鹿 能勢福(のせふく) 純米酒.(秋鹿酒造・大阪)

“一家に一本、気分で温度を変えて”.

やわらかでコクのある米のうまみは、冷や(常温)でもやわらかくほっとするおいしさだが、まだまだ伸びしろを感じる。そこから少しずつ温度を上げていくと、香りと口当たりがさらによくなる。家に一本、常備酒として置いておきたい。.

♨️オススメ温度.
35℃くらいでもじわりとおいしいが、まだ伸び幅を感じる。40℃前後が香りも口当たりもベスト。.

1.8l 2500円.
http://shop.todoroki-saketen.com/?pid=105805679

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秋鹿は一貫作りといって、お米から育てて酒造りまで。という蔵。
私も日本酒を飲み始めた頃から行ってみたい蔵の一つです。
今年、ボス轟木ともーりー(水上)が訪問してますので、そのレポートもぜひ^^

行ってきました! 秋鹿酒造

大和桜を愛していただいてるあなたに!

仕事でないところの趣味が似ている若松徹幹杜氏。
彼の造る大和桜の蒸留したてを、今年もちょっとだけ分けてもらいました。

ボトルは変わらずうっすらにごっているのが分かるクリアー。
蒸留したての香ばしい風味がふわっと漂い、口に含むとス~っと飲んでしまう⁈
新酒でこの柔らかさって何!今年の新酒は凄い!
ワイングラスで香ばしさを楽しむも良し、お湯を足して芋の甘い香りを楽しむも良し。

徹幹杜氏の焼酎造りは毎年、確実にアップデートされてますね。

☆いも焼酎  大和桜 進取(新酒)  25度 1.8L \2190

お燗のオススメ温度 〜熟成タイプ その1 竹鶴 きもと 純米〜

ぐんっと冷えてきましたね。
朝フロントガラスが凍る季節です。
ハンドルがアイスノンのようにひえひえの季節です。

ということはみなさん、
本格的お燗酒の季節到来ですね。

とどろき酒店では毎年おすすめのお燗酒を紹介していますが、
よくいただくのが「何度くらいがいいの?」という質問。
今年はその疑問にお答えすべく、一足お先にスタッフで実験会を行いました。

どのお酒がどのくらいの温度がいいのか?

実際に温度を変えながらお燗をつけてみた結果を、

ふっくら深い味わい これぞ燗!
熟成タイプ

スールスル きれいに咲きます
洗練タイプ

冷やしても あたためても
オールマイティタイプ

の3タイプに分けました。

本日より1酒ずつご紹介していきます!

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熟成タイプ その1
竹鶴 生もと 純米
(竹鶴酒造・広島)

“ワインラバーにも 愛される燗酒”

どっしりとした酸と強さは、温めることで全く違う表情を見せる。
スッと切れる後口とドライな旨みは一見、お酒だけだと物足りさなも感じるが、
食事をしながらだとグッとおいしさが増す。ワインラバーにもファンの多いお酒でもある。

♨️オススメ温度
思い切って50〜55℃まで上げると、やわらかさとキレのバランスがすばらしい。
食事が欲しくなる。

1.8l 4200円

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この黒の竹鶴、
先日とどろきスタッフで蕎麦屋さんにて、5人で1本空けました(ほかのお酒も何合かいただきつつ…の)、鴨鍋とともに。
大人でよかった。のひとときでした。