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大和桜→天狗桜→ツンみとらぷぅの旅 その1(西島レポート)

皆さん、こんにちは。
とどろき酒店スタッフ西島です。

昨年の秋(2018年10月末)、スタッフ皆で鹿児島へ日帰り弾丸ツアーを決行!
鹿児島といえば?? そう、焼酎ですよね〜!
飲食店の鳥次グループの皆さん(鳥次・橙・mon an ethnic、そして鳥次出身の鳥いち・清喜の面々)と合流して総勢19名で3つの焼酎蔵を訪れました。

鹿児島県いちき串木野市は、当店でも人気の焼酎蔵『大和桜酒造』、『白石酒造』、『田崎酒造』が車で移動するに5分圏内で行けるところに隣接するという奇跡的な立地なんですよ。まず私たちが訪れたのは代表銘柄『大和桜』でおなじみの『大和桜酒造』。

迎えてくださったのは杜氏の若松徹幹さんです。
屈託のない笑顔と人懐っこい喋り方とは裏腹に、その仕事ぶりは実にストイック。

その日私たちは体験も兼ねて、収穫して洗い終わった芋の傷んだ部分や両端を切り落とす『芋きり』を参加者皆でさせていただきました。








この大人数でも作業をやっていると時間はかかるし、持ち運びもとても重いこの重要な作業をなんと徹幹さんと従業員のお母さんとで、たった二人で行っているそう。また、麹づくりに必要な洗米作業もシャベルを持って一人でやっているのだとか。一度に洗うお米の量はおよそ150キロ。鉄幹さん曰く、「こういう作業に自分の身を投じて我武者羅に身体を動かすことでモチベーションをキープしているひとつの手段である」ということでした。全身を使ってがっしゃがっしゃとシャベルを動かす姿は、実際にやってみるとそう簡単ではなく、一気に体力を消耗してしまいそうな大変な作業でした。


大和桜酒造さんでは、このように地面に埋められた甕壺で仕込みを行い、その後蒸留を行います。地中に甕壺を埋めているのは、地中の温度が一定であることが良いのだそう。造っている工程をわかりやすく丁寧にご説明くださった徹幹さんはもともと広告代理店で働いた経緯もあり、とても表現が豊かで分かりやすい! 『どうです?この甕から発する香りは椎名林檎さんのようでしょう!』 その香りを嗅いでみると、お〜!なるほど〜! その香りは華やかでもあり、きりっとしてもあり、芋焼酎とは思えないほどのふくよかで艶やかな香り! ここから蒸留を経て、あの大和桜が造られていくんですね〜。


徹幹さんの口から表現されるその言葉たちは、自らがそれぞれの工程を妥協せずストイックに挑み続けるからこそ、重みがあり、分かりやすくもあり焼酎をこよなく愛している証が刻まれているものだと分かりました。そのスタイルは焼酎の味にもしっかり伝わるものなんですね。たくさんテイスティングをさせていただきましたけど、どれをとっても味わい深く、フルーティで優しい甘みもありとっても美味しかったです。

さて、次に訪れたのは『天狗桜』でおなじみの『白石酒造』。
と思いきや、到着するやいなや、スタッフの方に案内され、蔵見学ではなく畑のある山奥の高台に移動。そこで見たのは、何やら出来て間もないような新しい展望台を望む素晴らしい絶景! 自然豊かな大地に輝く海! いや〜綺麗で素晴らしかったです。この綺麗な空気と大自然に囲まれて白石さんが準備してくださったお弁当で休憩となりました。美味しかった〜!

その後、現れた杜氏の白石貴史さんと一緒に契約農家さんの畑に行き、芋掘り体験。広大な芋畑にはすでにたくさんの農家さん達が作業を行っており、私たちを温かく迎えてくださりました。ここから私たちもお手伝い開始です。








早速畑に足を踏み入れてみると土壌は意外にもさらっとした土で、作業はしやすい環境でした。とはいっても大地にしっかりと根を張って育てている以上、簡単には芋を引っ張り出すことができない。そこで農機を使って畑を底からがっつりと掘り起こしたあと、蔓を引っ張ります。あれだけ渾身の力を込めて引っ張っても抜けなかったものが、そんなに力まなくてもあっさりと引っこ抜くことができたので驚きです。大人数で作業を行ったので大小様々な芋の山があっという間に出来上がりました。ここからは皆で選別作業です。地元の農家さんと触れ合いながら楽しく選別を行いました。

白石貴史杜氏はワイナリーと同じようにイモ畑や蔵をテロワール(「場所」、「気候」、「土壌」における自然環境の重要性)と考え、芋本来の力を発揮させるために土壌や環境を第一に考え、無農薬、無肥料にこだわり、畑の自然な底力に委ねて手間暇かけて育てています。収穫後の畑は2年間手をつけず、様々な生物や自然の力で元の栄養のある畑に戻しとあと、再び開墾して作付けを行うそうです。

さて、再び蔵に戻って施設を見学させていただきました。この貯蔵庫には収穫した芋を一月寝かせて、余分な水分を抜いて仕込みを行うそうです。そうすることでフルーティさや濃厚さが出てきて一層味わいに力強さが増すようです。こちらも甕仕込みの製法で仕込みを行っておりますが、甕の中で発酵している最中は、沸騰しているようにボコボコと音を立てて大きな泡がどんどん立ってきてそれはまるで別府温泉の『坊主地獄』のよう。もともとの素材が元気で健康な状態であれば発酵する時にもありったけののパワーを使って発酵しているような気さえも感じました。これだからこそ、美味し焼酎ができるんだなぁと実感がわきました。




もちろん、この後にいただいた焼酎を試飲させていただきましたが、言うまでもなく本当に美味しいものでした。白石貴史杜氏は自分自身がどうだとか、経営としてどうだ、とかを話すことはなく、常に芋の健康状態やどうやったら美味しくなるのかを常に考えていっらっしゃるようで、それが私たちに説明している最中でも言葉の随所にその気持ちが表れております。そのまっすぐな思いが焼酎の味に出ているのですね。私も接客時にこの説明をしてお客様にご購入いただいておりますが、後に再来店された方にお伺いすると『あの時お勧めされた焼酎、とっても美味しかったよ〜』と喜びのお声を頂いています。いや〜。訪れてみて本当に良かったです。

3軒目『田崎酒造』のレポートはスタッフ吉岡にバトンタッチ!
【大和桜→天狗桜→ツンみとらぷぅの旅 その2(吉岡レポート)】につづく…

今回訪れたのは、この3蔵👇

大和桜酒造 
鹿児島県いちき串木野市湊町3丁目125番地
大和桜酒造の焼酎はこちら

白石酒造
鹿児島県いちき串木野市湊町1丁目342番地
白石酒造の焼酎はこちら

田崎酒造
鹿児島県いちき串木野市大里696
田崎酒造の焼酎はこちら
※ツン、みとら、ぷぅは近日アップします!

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