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2019. 4

行ってきました、九平次の蔵へ!

行ってきました、九平次の蔵へ!

今年、「醸し人九平次(かもしびとくへいじ)」(萬乗酒造)が約7年ぶりの生酒をリリースするという案内が届き、これは面白いことになっているんじゃないかと、とどろき酒店スタッフ一同で蔵元へ訪ねてきました。

愛知県は名古屋市大高町。都心部から電車で5駅ほどの大高駅へ到着。萬乗酒造は駅から徒歩10分ほどの距離。途中住宅街を通り、小さな橋を渡るとだんだん見えてくる煙突屋根。昔ながらの黒塗りの建物が酒蔵独特の雰囲気を漂わせます。一方で酒蔵の横に無数の冷蔵コンテナ。なんだろうと思いながら門をくぐると、エネルギッシュな挨拶と共に十四代目「久野 九平次(くの くへいじ)」氏が登場! あまりの熱に一同面喰いタジタジ。その流れのまま、なされるがままに蔵内へ案内していただきました。

一緒に案内していただいたのは九平次氏の右腕と称される中川さん。日本酒造りの行程を順序良く案内して頂きました。まずは洗米場、メトロノームを使いながらサッサッサッと一定のリズムで洗米していきます。驚いたのは、最新の洗米機は使わず竹網のザルで手作業で洗っていたこと! 勝手なイメージから最新設備で造られるだと思っていましたが、いやいや特別な装置は殆ど無く丁寧に手作業にこだわり醸されていました。「洗米機や鉄アミよりも、竹網ザルの方が保湿しながら洗えるし、柔軟性もあるからお米が割れにくいんです」と中川さん。

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