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とどろきが選ぶ 家でほっこり赤ワイン 2020.秋 

街路樹や朝晩の風に、
秋らしさを感じるようになりました。

白ワイン中心だった夏から、自然に赤を選ぶ機会が増えてくるのも今くらいから。

今回ご紹介しているワインは、実際に僕が食べながら飲んで相性良いなと思ったものです。
どれも普通に家で食べることのある食事と気楽なワインたちなので、
組み合わせはどれを選んでもらっても大丈夫ですよ。

“テーブルの傍らにはいつもワインを”
ちょっと幸せな時間じゃないですか?

↓ワインの詳細・ご購入は、ワイン名をクリックしてください(すべて税別価格です)↓


コロッケとポワニエ・ドゥ・レザン
コロッケが好きです。意外と手間ひまかかりますよね。
休日の夕方からじゃがいもをマッシュして作りました。
合わせたのはポワニエ・ドゥ・レザン。
グラムノンのマダムも家ではこれを一番飲んでるそう。
僕も毎年何本も飲んでる気がします。
家庭料理にも合う優しさが好きですね。グラムノン

ポワニエ・ドゥ・レザン2019赤 2580円
<産地>フランス コート・デュ・ローヌ 
<品種>グルナッシュ


チキンのトマト煮込みとキュヴェ・デ・ガレ
フレッシュトマトと野菜をストウブに入れて、塩、胡椒、ニンニクとハーブ少々。
後は煮るだけ。
水はほとんど入れてないけどスープもたっぷりに仕上がります。
キュヴェ・デ・ガレは家にストックがあれば超便利ワイン。
グビグビ飲みました。
煮込みは翌日はバターで炒めたスパイスを投入してカレーに変身。

エステザルグ コトー・デュ・ポン・デュ・ガール キュヴェ・デ・ガレ2018赤 1380円 
<産地>フランス ラングドック 
<品種>グルナッシュ、カリニャン


もつ鍋とフィン・ピノノワール
久しぶりに家でもつ鍋。醤油ベースです。
みうらじゅんのマイブームクッキングを見てたら触発されました(笑) 
出汁をとってもつと野菜を煮込むだけのシンプルな博多の鍋。
フィン・ピノは華やかなベリーの香りとなめらかな飲み口。
もつとも相性良し。スクリューキャップなのも家では気軽。

ムーンダーラ フィン ピノ・ノワール2019赤 1880円
<産地>オーストリア ヴィクトリア 
<品種>ピノノワール


ブタの生姜焼きとエル・マゴ
ブタ肉とスライスしたタマネギにニンニク、ショウガ、
黒酢と醤油少々。もみこんでから蒸し煮風に。
エル・マゴはスタッフにも人気のスペインワイン。
酸もキッチリあって洗練されたイメージ。
ほんのりスパーシーな香りとショウガの香りは良く合いました。

フランク・マサール  エル・マゴ2017赤 
2280円
<産地>スペイン カタルーニャ 
<品種>グルナッシュ、カリニャン

麻婆豆腐と小布施メルロー
麻婆豆腐と赤ワインっていいですよ。
豆腐と肉の要素があるので程よく凝縮した小布施のメルローを。
フレッシュな果実味が豆腐と、ブドウの旨みと樽のニュアンスはミンチと合います。
このワインは他の中華料理とも幅広く合いそうです。

小布施ワイナリー
メルロー オーディネール2018赤 
2100円
<産地>日本 長野 
<品種>メルロー
●小布施ワイナリーのワインは店頭販売のみです

スタッフ大坪が選ぶ ちまたで人気のオレンジワイン

オレンジワインを一言で言うと、「白ワイン用ブドウ」から「赤ワインの製法」で造られたワイン。
ブドウをつぶして、皮と種を浸けこんだまま発酵させたワインのことです。
白ワインとはひと味違う、旨みと奥行きがあるものから、アロマティックでとても個性的なものまで、その味わいは多岐にわたります。

オレンジワインの発祥地はジョージア(グルジア)。その歴史はとてもとても長いのですが、なかなか市場に出回ることはありませんでした。が、そんな中オレンジワインにインスピレーションを受けたのがイタリアのグラブネルやラディコン。90年代に彼らが造ったオレンジワインが高く評価されたことをきっかけに、他の国々でもじわじわと広がっていたのです。そして日本でもいろいろなオレンジワインが造られています!

とどろき酒店のセラーには、こんなオレンジワインたちがおりますよ。

↓ワインの詳細は、それぞれの☆商品名をクリックしてください(全て税別価格です)


共栄堂 秋の橙2019 1900円
毎回大人気!飲みやすい、ゴクゴク系オレンジ。甘露飴のような香りとナッツのようなほんのり熟成のニュアンス。冷やして~常温近くまで、いろいろな温度で楽しめます。
●甲州 ●山梨


酒井ワイナリー 尉鶲(じょうびたき)2019 2500円
オレンジワインのスパークリングです!畑でも見かける野鳥、じょうびたきのお腹の鮮やかな羽根色。きめ細やかな泡立ち。葡萄の旨みと心地よい酸味、次の一口(料理もワインも)を誘ってくれるほんのり渋味とのバランスが絶妙です。
●甲州 ●山形


フレデリック・ゲシクト フェニックス2019 4000円
陽の鳥のような鮮やかな朱色。グレープフルーツ丸ごとをギュッと搾ったような味わいです。旨味が途方もなくあふれ、鷲づかみにされちゃいます。
●ピノグリ ●フランス アルザス


イル・チェンソ プラルアール2016 2780円
色だけでも美味しそう、べっこう色です。甘い香りがグラスから溢れ出ます。よ、よだれが…。杏子やはちみつ、心地良いオレンジの皮のようなほんのり苦み。重たくなく、濃い旨味が心地よく残ります。
●カタラット・ドラート ●イタリア シチリア


モス オーフェル・マルス2018 4000円
果実爆弾、のようなオレンジワインです。完熟ブドウを使って、白桃、洋ナシ、杏仁豆腐、オレンジ…。そこに紅茶のような、本当に上品なタンニンが味わいをまとめてくれています。
●シュナンブラン ●フランス ロワール


フォンゴリ ビアンコ・フォンゴリ2018 2100円
オレンジや甘露飴、紅茶などの穏やかで温かみのある香り。ドライですがコクがあって甘茶のような風味。 突出した果実味や香り、余韻の華やかさ…などではなく、エキスたっぷりでおいしいなぁ~とずっと飲めます。そしてこの素敵な価格。
●グレケット、トレビアーノ ●イタリア ウンブリア

もーりーの真夏のお燗のススメ。

厳しい太陽の日差しと、より暑さを膨張させるセミのジリジリ声に夏バテ気味の方々。
暑いからって冷たいものばかり飲んでいませんか? 
もちろん冷たいお酒は爽快で、この季節は一際美味しく感じます。
がしかし、冷たいお酒で身体を冷やし過ぎたり、お酒を冷やし過ぎて折角の料理や食材の味わいを鈍らせたりしてはもったいない!

そこでオススメなのが『夏のお燗酒』。
身体の芯を温めて夏冷えを防ぎ、自然な涼がとれるんです。さらに日本酒は栄養価の高い飲み物。
温めることにより吸収されやすく、弱った胃腸に優しいお酒なんですよ。

夏の味の濃い食材も、冷やし過ぎたお酒では素材の風味や旨味が閉じこもったまま。
温かいお燗酒で合わせると口の中で食材とお酒の旨味が絡み合いお互いを引き立ててくれます。

『冷えは万病の元』と言いますが、普段の飲み方でも最初に冷たい飲み物、次第に温度を上げてお燗酒で〆る。
そんな粋な飲み方もいいもんですね。

↓お酒の詳細は、それぞれの☆商品名をクリックしてください(価格は全て税別です)

~もーりー 一押し夏お燗酒~


☆奥播磨 山廃純米(おくはりま) 1.8l 2714円
常温~お燗で様々な表情を見せてくれる奥播磨。いわゆる山廃の濃い飲みごたえは無くアッサリとした後口が魅力です。素朴な食材を活かした料理との相性がGOOD! “生姜とミョウガを散らした焼きナス”をぬる燗で合わせてみたら思いのほかナスの香ばしさを邪魔しないのに驚きました。適度な酸味とミョウガの風味が心地よく爽やかな余韻のまましばし浸ってしまいます。他に“ヤマメの塩焼き”など、川魚特有の風味をお米の香りが包み込み旨味を引き立てます。
(兵庫県/下村酒造店)


☆石鎚 土用酒 純米(いしづち) 1.8l 2760円 720ml 1407円
まず合わせてほしいのがラベルにも描かれてる『うなぎ』。濃厚な旨味と、脂を強めの酸味がサラリと流し込んでくれます。少し温めると脂を切り過ぎず、脂の旨味をも堪能できる優れもの。上燗から燗冷まししてアジフライもおすすめです。
(愛媛/石鎚酒造)


☆いづみ橋 恵 純米吟醸 1.8l 3200円
骨太で膨らむ旨味と心地よい後キレが面白いお酒。どんな温度帯でも楽しめるお酒。味の濃い料理にも負けない旨味を持っていますがお燗にすると柔らかさがグッと増してとても合わせやすくなります。岩カキをぬる燗で合わせると、濃厚なカキの旨味を引き立てつつ、ドライにキレていきます。
(神奈川/泉橋酒造)

☆真夏の燗酒セット(3本) 9541円

スタッフのぶが選ぶ 夏のオススメ日本酒第2弾 〜お酒で恋 お酒で旅 お酒でつくる夏の思い出〜

梅雨も明け夏がやってきました。

ビアガーデンにBBQ、レジャーに花火大会、
いつも楽しみにしてたのに今年はそうもいかない。

そんな思うように外出が出来ない今だからこそ、
普段の食事の中で少しでも夏を感じて楽しんでもらいたい。

夏の思い出作りに一役買ってくれそうな日本酒を集めまてみました。

夏はビールやハイボール派だった方も、
今まで知らなかった日本酒の魅力を知るいい機会になればと思います!

↓お酒の詳細は、それぞれの☆商品名をクリックしてください(価格は全て税別です)


☆土佐しらぎく 涼み 純米吟醸 1800ml 2700円 720ml 1350円
食事の後の宵涼み、今宵も一杯酔い涼み。 
桃のような甘い香りと軽やかな旨味・酸味。後味も非常にさっぱり。
月明かりだけでゆっくり涼みながら飲みたいですね。
(高知/仙頭酒造場)


☆愛宕の松 ひと夏の恋 純米吟醸 1800ml 2720円 720ml 1700円
「ソーシャルディスタンス」でも心の距離は近づけたい!
今年の夏も来い!濃い!恋! 
ラムネのような爽やかな香りと酸、
サッパリとした後口は青春の想い出の味。
(宮城/新澤醸造店)


☆醸し人九平次 Le K (ル・カー)Voyage(ボヤージ)純米吟醸 720ml 1800円
外がだめならお家で旅を!
ライトな口当たりながらも骨格のあるコメの味わいが感じられます。
桃や梨の香り、さらに奥にはスパイスの香りが…。探れば探るほど新たな発見が!
香りと味の探求心をくすぐられるお酒です。ぜひワイングラスで!
(愛知/萬乗醸造)


☆楯野川 渓流 爽辛(けいりゅう そうから) 1800ml 3050円 720ml1625円
青々と茂った木々が夏の日差しを遮り、
ごつごつとした岩にぶつかり弾けながら流れる川の流れ、
通り抜けるひんやりとした風。
そんな夏の渓谷を思わせるような涼しげな名前のお酒。
木の葉や枝、川の苔のような青い香りに、
軽快に口の中を流れる透明感ある飲み口、
スッキリ爽快なキレのある後口!名前に違わぬ味わいです。
(山形/楯の川酒造)


☆三好 Green (グリーン)純米吟醸 1800ml 3000円  
1日1日、1滴1滴を丁寧に造りあげられたこのお酒。
青リンゴのような爽やかで香り高く旨味や甘味の調和がとれたお酒です。
1日1日、1秒1秒を頑張るあなたへ。会えない人へのプレゼントにも!
(山口/阿武の鶴)

庭のうぐいす古賀杜氏を招いて久しぶりの勉強会

不定期に行なっていたスタッフの勉強会。
3月頃からしばらくお休みしていましたが、感染対策に気をつけながら久々に開催しました。

今回は庭のうぐいすの古賀剛杜氏を講師に迎えて。

古賀杜氏は、とにかく熱い! トークがおもしろい! 会うと好きになる!
杜氏さんです。
蔵に見学に行くと、一番笑う蔵かもしれません。
酒造りについて難しい言葉を使わず、詳しくない人でもわかるように噛み砕いて話してくれます(しかもおもしろおかしく!)。

釣り好きで料理好き。
ボス轟木との付き合いも長く、かつての釣り飲み仲間でもあります。
最近も自分で釣った魚でアクアパッツァを作り、白ワインを飲んだとか。
そうそう古賀さんは最近、うちのワインスタッフ大坪のセレクトにはまっているそう。

さて、肝心のお酒のはなし。

庭のうぐいすといえば、かわいいうぐいすの絵のラベル。
このうぐいすラベルは、とどろき酒店本店がいまの場所に移転してきたと時を同じくして誕生したお酒(2001年頃、もう20年近く前!)です。
定番のお酒でありながら、毎年毎造りアップデートされています。
どんどんおだやかに、飲み続けられるようなお酒を目指しているそうです。
うぐいすラベルの基本となる純米酒(みどりのうぐいす)を今回改めて飲んでみると、
冷やしすぎない方がいい感じの酸が感じられて個人的に好みでした。

今回試飲のお酒の中で特においしい! とざわついたのが、北島さんという契約農家さんのお米を使ったお酒です。
古賀さん曰く、「北島さんはヘンタイ(良い意味で)よ!」。
北島さんのお米で造った「北島80」は、少し前に赤いうぐいすで限定商品として登場してあっという間に完売しました。
また次に登場したらご紹介しますね!

☆庭のうぐいすのお酒はこちら