こんにちは!とどろき酒店では一番の新人。塚本です!
以前はTSUTAYAで働いておりましたので、それを活かして「映画とお酒のマリアージュ」というものを提案させていただきますよ!
今回ご紹介するのはフィリップ・ル・ゲイ監督のフランス映画「屋根裏部屋のマリアたち」でございます。
舞台は1960年代のパリ。証券会社で働くジャン=ルイというおじさまの物語です。
証券会社というからには、やはりお金持ち。高級アパートに家族4人で住み、メイドも雇って何不自由ない生活を送っています。
しかし、母の代からお世話になっていたベテランメイドが、妻との確執で突然やめてしまいます。
自分も妻も家事は全くできず、いつもメイドに作ってもらっていたこだわりの半熟卵も食べられず、新しいメイドを探します。
何人かのメイド候補がいましたが、件の半熟卵を唯一作ることができたのが、同じ高級アパートの屋根裏部屋に住むマリアだったのです。
マリアはパリに出稼ぎに来たばかりのスペイン人。マリアと同じくスペインからやってきた別の家に雇われたメイドたちも屋根裏で共同生活を営んでいました。
ジャン=ルイはひょんなことからそのスペイン人メイドたちの住む屋根裏部屋に向かうことになり・・・
あらすじとしてはこんな感じです。
今当たり前に隣にいる人にもそれぞれの時間があり、それぞれの文化がある。
その当たり前に対して少しでいいから目を向けてみよう。そんなことを考えさせられるよい映画でした。
そしてこの映画と一緒に飲んでいただきたいのがコレ!
「マンドラゴラ ヴィノス トラガルダバス」
¥2,880
スペインのワインです!
ベリー系の甘い香りやバターのような香りがしながらも味わいはスッキリしていて、フランスワインのような華やかさも感じられます。
まさにこの映画にふさわしいワインですね!
ジャン=ルイのようにフランスワインにばかり目を向けているそこのあなた!
この機会に素晴らしい映画と素晴らしいスペインワインで乾杯しませんか?