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お燗のオススメ温度 〜熟成タイプ その3 独楽蔵 悠五年 純米古酒〜

さてさて熟成タイプの3酒めに登場するのは、
我らが福岡の燗酒といえば!の独楽蔵(こまぐら)です。

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熟成タイプ その3.
独楽蔵 悠五年(こまぐら はるかごねん) 純米古酒
(杜の蔵・福岡)

“福岡の燗といえば! 五年寝かせた安定感”.
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独特の香ばしい熟成香、見た目は琥珀色でしっかり古酒ですが、
飲み口は意外と軽やかでまろやか。
「酸」と「熟成」のバランスをとことん追求し、
五年以上寝かせている。
中華や肉料理、スパイス系などとの相性も抜群。
古酒の可能性を感じる一本。

♨️オススメ温度.
40℃で味わいが出て、45℃で角が落ち、50℃でスッキリ飲める。
温度をあげても暴れないさすがの安定感。

1.8l 3500円
720ml 1750円

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独楽蔵を造る杜の蔵の代表森永さんは、人呼んでお燗番長。
かつて20代だった私に燗酒を教えてくれた人でもあります。
温度の違いで味が変わるということ、同じ40℃でも冷やから40℃になったものと、
一度45℃に上げてから40℃に冷ましたものでは味が変わるということ、
おなかの空き具合でもおいしいと変わる温度が変わることなどなど。
その教えは年々体に染み渡り、あたたかいお出汁のお料理をいただくときには、
あたためたお酒が欲しくなる体質になってしまいましたばい。