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海の日に畑へ  〜とどろき酒店課外活動〜

梅雨の合間にぽっかり晴れたきのうは海の日。

とどろきスタッフは、朝倉郡筑前町のあおぞら農園さんの畑に集合しました。
いつもおいしくいただいている(stand!のおつまみの材料にも)野菜の作られているところを見せていただきたいと農園主の松本家徳さん亜紀さんご夫婦にお願いをし、畑見学&作業体験が実現しました。

自然が相手のものなので、その日に収穫があるかないか、どんな作業が待ち受けているか、は現地に到着してからのお楽しみ。

当日出されたお題は2つ、マルチ剥ぎと下仁田ネギの苗の植え替えです。

マルチというのは、畝に張られた黒いビニールのこと。
役割を果たしたマルチを端から剥いでいくと、小さい蛇と見紛うくらいの大きさのミミズがにょろり。
さっそく健康な土の印です。
マルチを張ることで土に雨があたるのを防ぎ、土の温度を上げて微生物がたくさん育ち、その微生物を食べるミミズなどの虫も育ち、彼らが土の中で動く(生命活動する)ことによって自然と土が耕されて、ふっかふかの土になっています。マルチを張っていない隣の土を触ってみると、硬くてほぐれにくい、ちょっぴり粘土質な土壌です。
マルチの効果すごい!

次は下仁田ネギの苗を植え替える作業。
背の高い草に埋もれた7〜10cmくらいに伸びたネギの苗を見つける人、根の下にスコップを入れる人、それを優しく抜きとる人、抜いたネギを集める人、というチームワークで抜き作業は進みます。
続いて、抜いたネギを別の畑に植えます。
苗と苗の間はこぶし大くらいあけて、指で穴を開けたところに根っこを置いて、土を軽くかぶせていきます。「立っていればいい」くらいだそう。まだ細くて短いのに、しっかりネギの香り。特に根っこに近いぷっくりと膨らんだ白い部分はみずみずしく、ああ、この子(が大きくなったもの)を南蛮蕎麦にしたらさぞかしおいしかろう…青空の下妄想は膨らみます。
秋の収穫まで見届けたくなりました。

亜紀さんがいったん姿を消して戻られたところで、ランチタイム。
畑に立てたテント内のテーブルには、あおぞらさんの野菜と米で作られた、亜紀さん作、スタッフやーまん作の料理がずらり。
そして今回一緒に作業をしたYakichiさんのパンも!
大皿からつぎわけてはいただき、まだ食べたいとまたつぎわけてはいただき、
何周も食べ続けられそう…といいながら実際3.5周ほどいただきました。
季節の野菜中心の料理は、驚くほど気持ちよく胃に吸い込まれていくのです。
素朴で豊かでたのしいあおぞらの食卓。
さいこーです。






汗だくなんだけど、すっきり爽快!
そんな海の日の課外活動でした。

家徳さん、亜紀さん、ありがとうございました!